Medicine: 面積線量計 と X線自動露出制御器

医療

VacuTecでは医療用製品としてDAPメーター(面積線量計)とAEC(X線自動露出制御器)をご用意しております。

これらの製品をご使用いただくことで、適切なⅩ線の照射や被ばく管理をサポートいたします。

日本では、Ⅹ線用グリッドの世界シェアトップ企業であるJpiジャパン㈱がVacuTec社の医療用機器の独占販売権を持っています。




面積線量計測システム VacuDAP

VacuDAPは単純Ⅹ線撮影や、IVRで知られる透視撮影などのⅩ線診断における線量測定に使用されます。

国際基準であるIEC 60580、IEC 60601-2-43とIEC 60601-2-54に適合しており、面積線量と入射線量(基準空気カーマ)を測定することができます。

VacuDAPは様々なⅩ線装置に対応すべく多数のシステム構成をご用意しております。

面積線量値は単純Ⅹ線撮影での患者被ばく線量の計測に最も適しており、入射線量は透視撮影において必要要件とされています。




X線自動露出制御器(AEC)

AEC(X線自動露出制御器)のイオンチェンバ(電離箱)は、自動でX線照射を制御するセンサーです。

X線が照射されている間、AECはジェネレーターに遮断(カットオフ)信号を送ります。

AECは、X線の質、被写体照射部の厚さ、その他の要因にも影響を受けることなく画像に最適なX線露出量を検知します。

AECを使用することで撮影に不必要な過度の照射、または照射不足を避けることができ、患者線量を低減させることに役立ちます。




アイソトープ測定用電離箱

ウェル型電離箱は核医学で放射性医薬品の放射線測定や線量校正器として使われています。